笑った時に前歯の色が気になる、口を開けると銀色が見えて恥ずかしい、
金属の為害性が怖い患者様へ |
私が歯科大学を卒業した平成3年から30年余が過ぎようとしています。
1961年から導入された日本の国民皆健康保険制度は世界に誇る素晴らしい制度です。
ところが歯科治療においては昭和の戦後からそのまま使われている材質・方法もあり時代遅れな感やデメリットも見受けられます。その一つが金銀パラジウム合金による銀歯治療でしょう。
安価で丈夫ではありますが、そもそも戦後の貧しい経済状況の為、やむなく開発された安価が売りの金属ですその成分は金12%、パラジウム20%、銀50%、銅16%、その他2%です。
最近注目されている問題点以下の通りです。
- パラジウムによる金属アレルギーの感作率は39%で金属の中でも高確率で金属アレルギーをおこしやすい
お肌よりもお口の粘膜のは唾液に溶けた金属イオンが血中に入り全身に移行しやすいです。
- 口腔がんや舌がんがパラジウム合金に接触する部位に多く観察されるため発癌性の疑いがあること
- 溶けた金属イオンが血行により全身に回り免疫力の低下を起こし様々な病気を起こしやすいと言われている
これらの事実からパラジウム合金を使用した治療はスウェーデンでは妊婦と小児には完全禁止、ドイツではパラジウム合金を使用した歯科治療は禁止する勧告が出されています。
当院では自由診療で行う審美治療はジルコニアかセラミックを使用します。
また当院では自由診療で前歯や小臼歯など審美性が特に要求される場合は完成前に歯科技工士の方に同席してもらい直接患者様のご希望ご要望をお聞きするので完成時に満足のいただける審美性を提供いたします。
ジルコニアとは近年注目されている歯科材料でジルコニウムの酸化物で二酸化ジルコニウムという物質を差し「人工ダイヤモンド」と言われるほどの強度を有します。とても審美性に優れ強度的にも安定していることから前歯やブッリジ修復、インプラント上部構造に多く用います。全てジルコニアで作成するので金属は使いません。
費用 1本 \80,000+消費税〜\95,000+消費税
従来からある方法で裏側は金属で表側はセラミックで金属と接着させます。上下の歯のかみ合わせがきつくて材料の厚みが取れない時に選択しますが今は殆どジルコニアクラウンを用います。
費用 1本 \80,000+消費〜\95,000+消費税
E-maxは二ケイ酸リチウムを主成分にしたセラミック素材です。ジルコニア程の強度はありませんが、強からず弱からず天然歯に使い高度を有し審美性も優れています。主に小臼歯〜大臼歯の冠、同部位に詰めるインレー修復に使用します。
費用 冠 小・大臼歯 \60,000+消費税〜\75,000+消費税
E-maxインレー
ハイブリッドであるCADCAMインレーより圧倒的かつ審美的な耐久性を有しています。
費用 1本 小臼歯 \32,000+消費税 大臼歯 \40,000+消費税
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